リアルタイム超音波ガイド下内頸静脈穿刺の問題点
- 探触子を当てるだけで血管が潰れる
- 穿刺操作で針を進めると血管が潰れる
- 針先が判りにくい
- 針先を血管の真ん中に誘導できない
など
小児の細い血管や、血管が虚脱しやすい場合、血管に針を当て血液の逆流が得られても、ガイドワイヤーを挿入できないことがある。
「皮膚牽引静脈拡張法」のご紹介
以下に、「皮膚牽引静脈拡張法」の例をスライドで説明する。
※スライドをクリックすると順次スライドを切り替えます。
皮膚牽引静脈拡張法の利点と欠点
<利点>
- 血管拡張効果(特に前後方向)
- リアルタイム超音波ガイド下穿刺を容易にする
←探触子の圧迫による血管つぶれ防止
←穿刺針操作による血管のつぶれ防止
←穿刺時の皮膚陥凹による超音波画像の乱れを防止 - 低コスト(テープ代のみ)
<欠点>
- jabbing motionによる針進入方向の確認やや困難
(穿刺部位から血管までの組織がひずみにくい) - テープによる皮膚障害?
- 空気塞栓の危険性?
内頸静脈カニュレーション時の皮膚牽引血管拡張法は皮膚牽引血管拡張法は、「小児の場合」や「中心静脈圧が低く血管が虚脱しやすい場合」にカニュレーションを容易にすると考える。

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